黒縁の眼鏡をかけた若者のモノクロ写真に、視線が釘付けになった。
白Tシャツにジーンズ、柔らかな笑みと、ふと見せる憂い。そのコントラストに、惹き込まれた。それが、ジェームズ・ディーン(ジミー)との最初の出会いだった。

『永遠に生きるつもりで夢を描き、今日死ぬかのように生きよ。』
ジミーが発したその言葉の通り、夢に身を焦がし、信じた美学を貫いて駆け抜けた人生。

完璧なカリスマ性と、内に秘めた繊細さの同居。
トレンドの先端を行くアイコンでありながら、実は本を愛し、哲学に耽る内省的な青年。

内面と実像の矛盾を抱えたまま、24歳で永遠の象徴となった彼の姿は、今もなお色褪せない。

「そのフレームに、意志は宿る」JBD 再入荷

JBDは、伝説の俳優ジェームズ・ディーンの精神と、Mr. Gentleman EYEWEARの哲学が交差して生まれたモデルだ。

原点となるのは、彼が実際に愛用していたTart Opticalの名作 “Arnel” を着想源とした『JIMMY』。
意志の強さを映し出すような太いフレームは、矛盾に満ちたこの世界への静かな反抗にも見える。

そこから派生した『JBD』は、ジェームズ・バイロン・ディーンの頭文字を冠しながらも、声高に主張せず、静けさの中に凛とした存在感を宿す。
日常に自然と溶け込みながら、不思議と特別感をもたらしてくれる一本。

そしていま、多くのリクエストに応え、6月下旬に待望の再入荷。
これまでに3度の生産で即完売となった人気モデルが、再びあなたのもとへ届く。

JBD

クラシックな佇まいの中に、先端技術を隠し持つのが『JBD』の美しさ。

テンプル内側には段差を設け、掛けた際の圧迫感を軽減。耳の後ろに向かって厚みを持たせる設計は、心地よいホールド感を生む。

“掛け心地をデザインする”そんな思想が息づく構造になっている。

 

JBD-A

深く、濁りのない漆黒。どんな時代にも揺るがないクラシック。
マットすぎず、艶すぎない絶妙なブラックは、顔まわりを引き締めながらも強すぎない存在感を放つ。
ゴールドの金具とのコントラストが、上質なアクセントとして静かに映える。

どんな装いにも溶け込みながら、自分らしさを引き立てる一本。
装う人の芯を語るような、タイムレスな黒の美学がここにある。

さらに、L字型の蝶番(ヒンジ金具)は、外観のアクセントでありながら、緻密な接合で段差のない一体感を実現。
ディテールに宿る職人技が、肌へのやさしさと高級感を両立している。

バランスが息づくフロントデザイン

わずかに丸みを帯びたスクエアシェイプのフロントは、理知的でありながら優しい印象。

レンズサイズは47mm×34mmで、顔立ちを選ばずに馴染むサイズ感だ。

 

 

JBD-B

ほんのりとグレイッシュな透明感を帯びたスモーキーグレー。

黒に頼らずとも引き締まった印象を与えるこのカラーは、知的で穏やかな空気を纏いたい方に最適。

クリア感のあるアセテートが光を受けて表情を変え、硬質になりすぎない柔らかさを演出してくれる。

ノーズパッドには、ブランドオリジナルのチタンパッドを採用。
格子状の溝が滑りを防ぎ、接地面を広く保つことで肌への負担も軽減。アレルギーにも配慮された機能性が、装用者の安心につながる。

 

 

 

JBD-C

深みのあるブラウンに、絶妙なマーブル模様を重ねたクラシックスタイル。

肌なじみがよく、性別・年齢問わず顔に自然と溶け込む万能色。

柔らかい印象を与えつつも、輪郭を適度に引き締めてくれるため、ビジネスにもカジュアルにも応用自在。

落ち着きと品のある一本をお探しの方に。

テンプルは147mmのやや長め設計。根元から耳の後方へと厚みを持たせた段構造により、側頭部への圧を軽減しつつ、しっかりとしたホールド感を生み出す。眼鏡に“設計”という概念を持ち込んだ、Mr.Gentlemanらしい構造美だ。

 

 

JBD-E

くすみ感のあるオリーブトーンに、ほのかなグレーを溶け込ませたオリーブスモーク。

光の角度によってグリーンにもグレーにも見えるニュアンスカラーは、唯一無二の存在感を放つ。

ファッションのアクセントにもなりながら、決して派手すぎず、顔立ちを優しく引き立ててくれる。ひと味違う個性を求めるあなたにおすすめ。

『JBD』を手がけたのは、職人の街、鯖江の中でも“丸みの処理”を得意とする工場。角に丸みを持たせる仕上げは、実は工場や職人ごとにクセがあり、肌に触れたときの感触に大きな違いが生まれる。

JIMMYとは異なる工房で製作されており、JBDは「丸さ」を極めた仕上げにより、肌当たりのやさしさと高級感を両立している。

静かな意志を、かたちにして

『JBD』の本質は、ただのオマージュには収まらない。

書物と向き合い、物思いに耽る時間を愛した“ジミー”。
華やかなスター像の奥にあったのは、
「弄ばれるだけの時代に、自分は染まらない」そんな静かな抵抗の心。

その意志を、静謐な美しさとともにかたちにしたフレームが『JBD』だ。

性別という枠を超えて、誰の顔にも自然に馴染むデザイン。
装う人の内側に眠る美学を、そっと引き出し、
その人だけの凛としたスタイルを完成させてくれる。

かけた瞬間、静かに、でも確かに、自分という存在を語りはじめる。
『JBD』は、ジミーが遺した美学を、いまの時代にそっと手渡す一本。

6月下旬、伝説がふたたび目の前に現れる。 その瞬間を、掴んでほしい。

 

 

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JBD