PATRICK
久しぶりに訪れた祖父母の家。「家のものを整理したいから」と手伝いを頼まれ、2階に上がると、部屋の奥に佇む、薄く埃をかぶった大きなクローゼットに気がついた。
そっと扉を開けてみれば、中には古着ショップを思い出すほどのたくさんの洋服が。
ウェストがタイトなワンピース。光沢のあるシャツ。肩幅の広いジャケット。独特でどこか懐かしい香りがする。
その時代を生きたわけではないのに、なぜこんなにも、レトロなファッションにはホッとしてしまうのだろう。
モードな装いで格好よく決めたいときもある。新しいトレンドが発表されたのなら、ひと齧りしてみたい。
でも、やっぱり落ち着くのは、ほのかに懐かしい香りのするファッション。今回ピックアップした「PATRICK」は、そんなレトロなムードが漂うアイウェア。
「ヴィンテージ感」を演出するのは、かっちりとしたスクエア型のリム。といっても、縦幅をやや広くとっているので、古臭さはない。
レトロファッションが好きでも、洋服とのコーディネートが難しければ、やはり使いにくさを感じてしまうもの。そのもどかしさを取り払い、トレンドアイテムにもごく自然にマッチするよう、計算してデザインされている。
注目すべきは、「ツインブリッジ」と呼ばれるブリッジデザイン。デザイナーの高根氏が6年以上、研究に研究を重ねてようやく完成したオリジナルデザインである。
高根氏が惹かれた数々の映画にて描かれる、人と人との出会いと別れ。複雑な人間模様。2本のアーチを絶妙な角度で組み合わせることで、交差する”人の生き様”を表現している。
そんな「ツインブリッジ」の複雑かつ洗練された形状により、ほどよくインパクトのあるデザインへ。目元が印象的な、知的で芯の通った大人を演出する。
レトロファッションを楽しみたい時だけなく、かっちり決めたいシーンにも活躍してくれるアイウェア。このバランスこそが、Mr. Gentleman EYEWEARが選ばれる理由。
細身のテンプルは柔らかい素材で作られることが多いが、安定感を持たせるため、「PATRICK」には丈夫で固い金属を使用。自分の頭の形に合わせて調整することで、極上の着け心地が実現する。
さらに、フロントの金属を軽量化し、眼鏡の後ろ側に重みを持たせることで、眼鏡がズレ落ちるのを防止。
仕事をするとき、本を読むとき、パソコンやスマートフォンを見るとき。眼鏡がズレるストレスを軽減し、日常的に使いやすい仕様へ。
PATRICK: Khaki Marble – Gunmetal & Silver
「PATRICK」には、ブラック、ゴールド、シルバーを基調とする、スタイリッシュで普段使いしやすいカラーが揃っている。
例えば、こちらはガンメタルのフレームに、カーキマーブルをリムに組み込んだデザイン。ニュアンスカラーが肌に馴染んで、伏目が魅力的な、大人な眼鏡姿を映し出す。
ブリッジとテンプルの先端で上品に輝くシルバーが、デザインのポイントに。レトロなフォルムにモダンなカラーリングを重ねた、バランスのとれたカラーだ。
PATRICK: White Marble – Matte Gold
こちらは打って変わって、華やかな印象。リムのホワイトマーブルが軽やかで、”抜け感”のある目元に。
マットゴールドを使っているため、ギラつかず、エレガントな印象。かといって、上品にまとまりすぎることもなく、カジュアルに着こなせる。
「悪くはないけれど、なんだか物足りない。」スタイリングにモヤモヤしたときのプラスワンアイテムとして持っておきたい一本。
いま目指したいのは、レトロとモダンの融合。トレンドファッションに身を包み、ヴィンテージな香りをふわりと纏う、そんなバランスが理想的。
「PATRICK」が、きっとその架け橋となる。昔っぽくて今っぽい、Mr. Gentleman EYEWEARの人気アイウェアで、ファッションの広がりを感じよう。