DEMI

彼がマルガリータをこぼしたTシャツ。クリスマスにくれたイヤリング。

飲みかけの胃薬までもが、彼との思い出が詰まった宝物。

 

つい昨日まで隣で微笑んでいた人がいない。

 

 

1990年に公開された、名作「ゴースト／ニューヨークの幻」。

切なく温かい二人の物語が、日常の一瞬一瞬の大切さを教えてくれる。

 

誰にも埋めることのできない喪失感。それと、もう一度大切な人と心を通わせることのできる喜び。

 

主人公・サムの恋人であるモリーの心を映したのは、アメリカを代表する女優、デミ・ムーア。

Mr. Gentleman EYEWEARの『DEMI』は、そんな彼女をモデルにデザインされた。

 

 

サム役のパトリック・スウェイジをモデルとした『PATRICK』と対になる形でデザインされた今作。

 

ヘルシーな色気と美しさ、真の通った強さ。そして、どこか儚く繊細な雰囲気が、デミ・ムーア演じるモリーを彷彿とさせる。

目じりが跳ね上がった、猫の目のようなシルエットが特徴の「キャットアイ」。

 

近年のトレンドアイウェアにはない、上品でミステリアスな雰囲気が魅力。

生き生きとした表情に見えると根強い人気を誇るモデルだ。

『DEMI』は一般的なキャットアイ型アイウェアと違って、リム上部の跳ね上げラインが、やや下がり気味。

 

しばしば「レトロ感が強い」と言われるキャットアイの懸念点をカバーするため、シルエットにこだわってデザインされている。

 

 

そのおかげで、性別問わず、年齢問わず似合うデザインに。

シンプルでナチュラルなモダンファッションにも、自然にマッチする。

 

気分を変えたい時。周りと同じではない、少し捻りのきいたファッションを楽しみたい時。

『DEMI』が、その心を汲んでくれる。

 

 

リムを繋ぐのは、2つのアーチで構成された「ツインブリッジ」。

デザイナーの高根氏が長年試行錯誤して完成させた、Mr. Gentleman EYEWEARオリジナルデザインだ。

 

2つのパーツが表現する、人と人との出会い、交わり、別れ。

サムとモリーの物語を思い出す。

重なっているようで重なっていない、独特なツインブリッジのシルエットが、全体的に華奢なデザインに深みをプラス。

 

また、顔の中心に曲線が加わることにより、親しみやすく柔らかい表情に。

キャットアイのシャープなイメージを和らげ、より日常で取り入れやすいアイウェアへと仕上げている。

 

 

『DEMI』のカラーバリエーションを前にすると、つい迷ってしまうところではあるが、デイリーアイウェアとして取り入れるなら「Gold」が手堅い選択。

 

色の肌馴染みがよく、アイウェアの主張が強くなりすぎないため、個性的なデザインにはじめて挑戦する人も手に取りやすい。

カジュアルな洋服と合わせると、上品さと親しみやすさが共存する、こなれた装いに。

保守的なスタイリングにプラスすれば、ほんのり個性を主張。

 

絶妙なバランスのデザインが、ファッションの完成度を高めてくれる。

もう少し存在感のあるアイウェアが好きな方には、インナーリムフレームを取り入れたカラーがおすすめ。

 

リムの内側にプラスチックを入れたことで、ややカジュアルな雰囲気へと仕上がっている。

金属でできた単色カラーのものと比べ、レンズのサイジングも一回り小さくなっている。

目元が引き締まり、顔全体が纏まった印象に。

 

よりモードになったキャットアイアイウェアが楽しめる。

 

 

二度と訪れることのない、この一瞬を『DEMI』と共に。

自分らしさを引き出すアイウェアと進む道の先には、どんな出会いがあり、どんな思い出が刻まれるのか。

 

レンズを通して見える「今」を噛み締めながら、「未来」に思いを馳せよう。

 

 

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