JOHNNY
だだっ広い平原に囲まれた、寂れた田舎町。
小さなコミュニティの中で、若者らしい悩みと欲求に囚われながら、それらを捨てて大人になることを強いられた一人の青年。
自由や夢を語ることさえ躊躇う彼の前にも、無慈悲に人生の道は続いていく。
多くの苦悩と葛藤。
家族への愛情と衝突。
そして、自分とは異なる考え方を持つ少女との出会い、別れ。
不器用に心を通わせ、すれ違い、たどり着いた新たな道へと一歩踏み出す姿は、多くの人々の目に輝かしく映る。
1993年に公開された、名作「ギルバート・グレイプ」。
責任感と感情のぶつかりに揉まれながら生きる青年・ギルバートを演じたのは、誰もが知る名俳優ジョニー・デップ。
Mr. Gentleman EYEWEARのベストセラー『JOHNNY』は、彼をもとにデザインされた。
他モデルにも見られる、ブランドオリジナルの「ツインブリッジ」は、実は『JOHNNY』が発祥。
出会い、関わり、別れを通じて積み重ねられていく人生。
映画「ギルバート・グレイプ」から着想を得たデザイナーの高根氏は、そんな人生と人生の行き来をブリッジデザインで表現した。
ちなみに、ギルバートの弟役を演じた俳優レオナルド・ディカプリオ、少女役を演じたジュリエット・ルイスをもとにデザインされた『LEONALDO』、『JULIETTE』にも同じくツインブリッジが採用されている。
向きが異なる2つのアーチは、正面からは重なっているように見えるが、実際は離れている。
映画で描かれた、ギルバートと彼を囲む人たちとの複雑な人間関係を表しているかのよう。
インスピレーションをデザインに落とし込み、形にするまでに、高根氏は多くの時間を費やしたという。
そして、デザイナーのイメージを完璧に再現する職人もまた、時間をかけて製作に取り掛かった。
デザイナーの長年の研究と、職人の高い技術力が注がれたツインブリッジは、他に見ない神秘的な美しさでアイウェアに華を添える。
デザインだけでなく、機能面も優秀な『JOHNNY』。
過去の展示会にて「最もかけやすい眼鏡」と評価された実績もあるほど、非常に軽量で掛け心地が良い。
フレームに使用しているのは、耐久力の高い高品質チタン。
華奢な見た目と違って安定感があり、顔にピタリと収まる。
また、形をキープする力も強い。
頻繁に眼鏡ショップに足を運ばずともベストな掛け心地が保たれるため、忙しいビジネスマンもストレスフリーで使える。
金属製アイウェアのデメリットである硬さは、ツインブリッジのアーチがカバー。
長時間身につけても疲れにくい極上の着用感を実現できたのは、日々ショップに立ち、ユーザーの声に耳を傾け続けてきた高根氏だからこそ。
ファッション性にも使い心地にも妥協しない「職人魂」が、ユーザーに愛され続けるアイウェアを生む。
普段使いしやすいカラーが揃うなか、注目したいのはこちら。
金属とプラスチックを組み合わせたダブルフレームで、程よいボリューム感がファッションのスパイスとなる。
全体を黒で統一し、ツインブリッジの一部のみゴールドに変えたことで、他とは一味違うデザインに。
ありそうでなかったシックなカラーバランスが、幅広いジャンルのファッションにマッチする。
また、リムに奥行きがある点も、このダブルフレームタイプの特徴。
厚みのある、度が強いレンズも上手くカバーしてくれる。
360°どこから見ても美しく見えるため、美的センスの高い人もきっと満足できるはず。
言葉にできない複雑な感情。
誰にも打ち明けられない、誰にも打ち明けたくない想い。
人はそれぞれ、友人や恋人、家族さえも知らない「視点」を持っている。
楽しいこともつらいことも、『JOHNNY』の向こう側に広がる世界は、あなただけのもの。
些細な分岐点から続く道の先には、一体何があって、何を感じるのだろう。
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